足かけ2日、やっとピピ島に到着したぁ~~~
荷物を部屋に入れて、着替えてホッと一息。 時刻は16時すぎ。夕方に近づきつつある時間帯だが、まだ明るい。 とりあえず周辺の散策も兼ねて、陸ッパリ用のシーバスロッドを片手に歩いてみることにした。 レムトンビーチは、その名の通り、遠浅の砂浜。 100mくらい沖まで出れば、珊瑚が散在するが、どうも釣れる気配ナシ。 しかしビーチの反対側に磯場らしい海岸があるのは、グーグルアースで確認済なのだ。 裏手の海岸には桟橋もあるらしいし。 そちらに行ってみよう。 ビーチを歩いて、お隣のP.P.エラワンパームリゾート と、さらにその先にあるズィボラリゾートの間に小道があり、それが裏手の海岸につながっているようだ。 歩くこと数分、をを~~見えた見えた。ビーチとは反対の島の西岸はグーグルアースの通りに磯場になってる。 大分、潮が引いているけど、却って磯場を歩きやすくて釣りには好都合かな?? 桟橋が見えたので、桟橋の先端まで行ってみたが、、、、潮が引きすぎてて桟橋からも釣りにはならない。 地元ローカルのおばちゃんが磯場の先端でなにかカリカリと採っている。 様子を見ていた奥さんの話しでは小さな牡蠣らしい貝を採っていたとか。 海に向かって右側の磯場が歩きやすく良さそうだ。そちらに行ってみよう。 磯場に到着。 水際は潮間帯らしく、かなりヌルヌルして滑る。ここでコケては大変なので慎重に歩みを進め、フジツボが密集している岩の上(の方が適度にグリップして滑らない)に立ってキャスト!! アンダマン海でのファーストキャストだ。うーん、海外リゾートで陸ッパリが出来るなんて、なんて良い所なんだろう(大抵の海洋リゾート周辺は陸ッパリ禁止の所が多い) 沖に向かって投げるも無反応・・・・・ それでは、と磯際に並行に投げる。足元までリトリーブしてくると、ピックアップ寸前にすぐ横の岩影から黒い影が突進!! そしてミノー(ジャクソン・ピンテール20g)を引ったくった!! バイトと同時に足元だったのでゴボウ抜き。を~~早くもピピ島のファーストフィッシュだ(嬉) 釣れたのは沖縄でも見かけないハタ類(帰国後、アオスジハタと判明) サイズは20cmほど。 何はともあれ最初の1匹が早速釣れたことは嬉しいのであった。 同様に磯際を探ると、、、、を、何やら黒い小さな影がチェイスしてくる~~~ またヒット!! 先程と同じハタ。少しサイズダウン。 どうやらこのテの魚なら釣るのは易しいかな。 ハタの釣りも結構好きなんだけど、ちょっとサイズが小さいかなぁ。 再び沖にめがけて投げる。すると、コン!とショートバイトはしてくるがフッキングしない。 何やら何らかの魚らしき生命体が絡みついているなあ、、、、よし、リトリーブのスピードを遅くしてみよう。 ややユックリ目にキャストしてみると狙い通りにゴゴーーン!! よっしゃ~~~、ちょっとこれは大きいかな。 フッキングと同時にギューーンと底に向かって走る。根に入られないようにロッドで溜める。 ドラグが鳴るほどの大物ではないので、魚の走りを停めて、寄せてくると、今度はハタじゃないな、フエダイ系の魚のようだ。(帰国後にアミメフエダイと判明) サイズは30cmほど。これで2魚種目だ。 ふと足元を見ると。。。。。ミノーの後ろをコロッケサイズのアオリがチェイスしてきてる。 そう、事前にネットで調べておいたのだが、プーケットやピピ島付近はアオリイカが濃いのだ。 いたる所に居るらしい、というのは判っていたので、日本では滅多にやらないエギも持参していたので早速エギにチェーーンジ。 ミノーに寄ってきたイカが消えた方向にエギをチョイ投げ。 少し沈めてから軽くギュンギュンとシャクル。そしてフォール。またシャクル。 足元までエギが来た、、、、アオリも少し距離を置いてついてきてる。しめしめコイツは釣れるぞ。 軽く数m先にチョイ投げ。少し沈めてシャクル、そしてカーブフォール。 アオリがツツツーーーーーとフォールするエギにスリ寄る。そしてすぐに抱いた! よしっ!!アワセると、パッと墨が広がる。ヒット~~~!! サイズはコロッケサイズですが、いや~~日本のアオリよりぜんぜんスレてないや。 これはリリースして、すぐ次のイカを狙う。これも瞬く間にヒット。事前情報通りだね。 水の透明度が良い上にアオリ魚影が濃いのでサイトエギングには最適です。 ただし足元サイトで釣れるアオリはサイズが小さい、、、少し沖目のボトムが見えないあたりのブレイクに大型が潜んでいるかも・・・と思って沖にキャストしてボトムまで沈めたら・・・・ あちゃ~~~一瞬にして根掛かり。今回はエギングが主じゃないのでエギは4個しか持ってきてない。 貴重なエギを1個ロストしてしまった。日本だとボトムを取るのが基本だ、なんて言ってた気がするので真似したのがマズかったか(やっぱエギング初心者はダメですな) エギに替える前にも、ピンテールを投げた直後に、ちょっとした軽いライントラブルがあって不注意にもピンテールを回収せずにラインを直した後に回収しようとしたら即根掛かりロスト・・・ 日本での釣りなら、まぁ家に帰れば予備はあるし、現地の釣り具屋でも入手できなくはないだろう。けど、ここはタイ、離島のピピ島である。釣り具屋はないだろう。 ましてや日本製ルアーは手に入らないので、ルアーのロストは今後の釣りに影響しそうだ。 ここで、地元の釣り師がやってきた。タックルを見ると、かなりゴツイ竿にエギが付いている。 これまた事前情報で地元ローカルの釣り師の間でもエギングは流行ってるらしいのは知っていた。 2人でやってきた地元釣り師は、どんどん磯場を奥へ奥へと歩いて去って行った。あちらに良いポイントがあるのかな?? ここで陽も傾き、少し離れた桟橋に奥さんを残してきているので(あまり釣りに熱中してると怒られるし)桟橋まで戻ることにした。 桟橋まで戻ると、なんと、どんどんと地元釣り師がやってくる。先程まで私が釣っていた磯場にもアッと言う間に数名の地元釣り師が、、、、若いお兄ちゃんが多いが、何名か女性も混じってる。 みんな、エギンガー(笑) ここは日本か!?本当にタイなのか?ピピ島なのかい??想定外の事態にちょっと目眩が・・・(笑) エギを投げてるタックルを観察すると、、、、ううーーん、それでエギを投げるのかい?と言うようなゴツイタックル。 エギングロッドと言うよりも、オフショアロッドみたいな竿ではないかい?? BassProShopsやカベラスなどで売ってるソルトウォーターロッドにあの手の竿が多いが、こちらでは日本流のエギングロッド、もしくは代用の効くシーバスロッドに相当する竿が無い(入手できない)のかもね。(ちなみに私は陸ッパリ用に8フィートのシーバスロッドを持参) でも、彼ら彼女らは意に介せずビュンとエギを投げてる。 そして、ゆっくりタダ巻き。シャクリは入れてない(ってゆーか、あのタックルでは重くてシャクルのは大変だろう) 良い場所に入った人は、小型ながらボチボチ釣っているようで、桟橋付近にいた奥さんの話しでは近くで釣っていた地元エギンガーはあっと言う間に数ハイは釣ったようだ。 リゾートの宿泊客のファランも見学に来てて、ローカルエギンガーのお兄ちゃんがアオリを釣るたびに拍手なんぞしていた(笑) ま、初日だし、こんなとこかな。明日じゃ明日。 しっかし、地元エギンガーが多いなあ。まさか日本の海と同じような光景をこんなタイの田舎の離島で見るなんて(田舎と言ってもタイ南部の有数の観光地ではあるのだが) 続く
by sierra-outdoor
| 2009-03-30 22:25
| 海の釣り
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Comments(2)
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by
Churin
at 2009-03-31 22:27
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釣りの土産話がいよいよ解禁ですね。(笑)
そうかあ、タイでもエギンガーが多いんだ。 あちらでも”エギ”って言うのかな? 日本の伝統的漁具も、ずいぶん国際化したものです。(^^)
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by
しえら
at 2009-04-01 21:26
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釣りは世界共通の言語です(笑)>Churinさん
言葉は通じなくても、釣り人同士はなんとなく以心伝心(^^)/ 現地のエギンガーも日本人に負けず劣らず熱心ですよ。タックルはちょっと日本とは異質のタックル使ってますけど。 誰がタイで広めたんでしょう・・・きっと日本人だと思うのだけど。
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