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6/19~6/22 2009沖縄遠征(後編)
GT初日は、午前はバイトも少なく苦労したが、午後に私だけで4バイトも集中する幸運に恵まれて久々のまともなサイズのGTを釣ることが出来ました。

で、2日目の6/21。
ツグミ船長の判断で、少し遠い場所に行こうという事になり前日より1時間早い出船。
朝7時には出港しました。

まだ前日のファイトの疲労がたまっていて、体中が筋肉痛でイタイ(苦笑)
特に上半身、両腕と背中が痛くて昨日と同じように釣りは出来ないのです。
ま、程々サイズのGTを釣った者は、他の人に釣り座を譲るのが暗黙の了解となっていますので、私は最初から観戦モード。
2時間近くかけて最初のポイントに到着。ツグミ船長の開始の声で、一斉にミヨシから、トモから群青色した沖縄の海にルアーが放物線を描いて放たれる。
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フライブリッジから皆さんの釣りの様子を見ながら、潮風を感じつつ、前日はあまり見る余裕のなかった周囲の景色などを楽しむ。
前日と違って朝から天気は良く、適度に風や波もあってヨサゲなんですけど、どうも前日同様に潮が動いてなさそうです。
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船長が胴からライトジギングを始めた。
すると、すぐにヒット!!
上がってくるのはカラフルなハタ系の魚。さすがは沖縄の海です。

それを見て私もライトジギングをやろうと思い立ち、今回はジギングタックルを持ってこなかったのでM田さんのジギングタックルを借りて、ジグ投入~~~
水の透明度は綺麗で根の上に来ると水深20mぐらいにある珊瑚礁が丸見え。
ジグを落とし込んで、ボトム着底と同時にチョン、チョンと小さめにジャーク。
そしてすぐに落とし込む。根掛かりに注意しながらボトム周辺を探ると、すぐにゴゴン!!
蒼い海から上がってくるのは、、、カラフルな赤いハタ。どうやらアカハタのよう。
すぐにリリースすると、無事に海の底まで戻って行きました。
(あまり深い場所からハタ系の魚を釣り上げると浮き袋が膨張しちゃってリリースしても死んでしまうからね)
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その次もすぐにヒット!こんどはナガジューミーバイ(バラハタ)
これもお帰り頂く。どうせ釣れるなら沖縄では超高級魚のアカジン(スジアラ)が釣れるといいんですけどね~~~~
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そうこうしてるうちに、ツグミ船長の竿が思いっきり曲がる!
を~これはデカそうです。ドラグがジジジジ・・・・・・鳴りっぱなし。
ゆっくりユックリ上げてくると、を、イソンボ(イソマグロ)ではないですかぁ~~
サイズも70~80cmありそう。でもこの魚は船縁オートリリースです(笑)
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ライトジギングではぼちぼち反応があるのですが、肝心のGTからの便りが来ない。
ジギングに飽きたら、またフライブリッジに登って皆さんの釣りを観戦するのですが、いい感じに見えるんだけど、反応なしの時間が続きます。
前日と違って朝から日が射しているせいもあって体力の消耗も激しく、だんだん釣り人側も活性が落ちていく・・・・苦笑

それでもお昼ころになって、やや潮が動き出したころ、小さなバイトが得られるようになって、そろそろジアイかな~と思われた昼過ぎでした。
トモで釣っていたオブザーバーのアングラーにヒット!!
「出たッ!!」船長が叫ぶ。
すぐに追いアワセを、、、、その次の瞬間にあえなくラインブレイク。
あぁ勿体ない。ノットから切れてしまった模様。

しばらく後に今度はTAKEさんが「来たっ!ヒット!!」と叫ぶ。
しかしゴリ巻きで寄せてくる最中にあえなくフックオフ。残念。
魚のサイズは小さめだったようだが、フックポイントが少々ナマッていたようで、新しいフックに替えましょうね、TAKEさん。

そう言えば予備竿で持ってきたカーペンターのライトアドバンテージ76をTAKEさんに貸したら、GT-ガンマの操作が大変楽に出来るとかで、いたくお気に入りの御様子。
この竿をくれ、とまで言いますが、それはチト無理ですな(笑)
先程の魚もライトアドバンテージで掛けたのですがバラシたし、前日のバラシもこの竿。
どうもこの竿にはバラシ癖がついてしまっているような・・・・(^^;

この時間帯に潮が動いて活性が上がったためか、魚の反応が出だした。
まずはオブザーバーのアングラーにアオチビキがヒット。
さらにトモで投げていたM田さんにもバイトとチェイス(魚はアオチビキまたはカスミアジっぽかったけども)
魚の反応が出だしたので、これはGTも出るか?と期待されたが、たまにフッキングに至らない小さなバイトがあるのみで沈黙。

午後に入り、前日の反応の良かったポイントを潮の動き出す時間に合わせて探ってみるも不発。
夕方近くになり、私も参加してキャストしてみたが昨日の再来はなく、そのままストップフィッシングとなり、2日間のGTフィッシングも終わりました。

振り返ってみると、初日の午後にバイトが集中。
釣れたのは私の1本のみなので、結果的にはあまり良い状況ではなかった。
(例年なら、サイズはともかく2日間でGTが2~3本/船は釣れているので)
私も含めてバラシも幾つかあったので、エキスパートな人達ならば確実に3~4本は釣り上げているだろうと思われます。

明けて6/22

各自めいめいに帰って行くのですが、私とTAKEさんは帰りの飛行機が夕方だったので、レンタカーを借りて沖縄本島の中部あたりの以前TAKEさんが釣りをしたポイントを巡ることになりました。
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この日は大潮週間だったので、現地に到着した昼前には、ず~~っと潮が引いてしまい、波打ち際は遥か彼方(笑)
大勢の地元の人が潮干狩りしている状況。
それでも、ミオ筋などに何かしら魚は残っている筈だ、という事で探ってはみますが、どうも潮の色が悪くて、さらにドピーカン天気。釣れそうにない状況。

それでも少しでも潮が良さそうな場所を探して移動すると、小さな漁港を発見。
ここはベイトは居るので少し期待出来そう、という事で探ってみます。
TAKEさんは干上がって陸続きとなった小さな島廻りを。
私はベイトが群れる漁港内へ。

ボラに良く似たベイトの群れが船溜まりに群れていますが、あまりに緊張感のない群れ方なので、こいつらを捕食するような魚が居ないのだろうな・・・・・
と思いつつも念のため、ミノーを投げてみますが、ベイトの群れは胡散臭そうにミノーを嫌々避けるだけ。
こらアカンわ、と思っていたら、いきなりベイトの群れが崩れた。
あれ?と思ったら係留ロープの影からス~~っと一直線にミノーに向かって移動してくる物体。
をぉアオリイカだ!

そのアオリは触手でミノーを掴んで元の場所へ引っ張って行く。
この際だからアオリでも釣るか。
任せるままにミノーを持って行かせたが、係留ロープの下側を通ってさらに奥へ・・・・アカン、このままでは絶対にロープに引っかかる。
急いでアワセてみたものの、やはりエギではないのでスッポ抜け。
それでもそのアオリ君、係留ロープの影をウロウロしているので再度抱かないか試してみたものの、興味は示すがもう触ることもなく、一定の距離を保ったまま。
うーん、アオリもダメかぁ。。。

すると、今度はベイトの群れのすぐ横に停泊漁船の影から突然に何かがベイトの群れに突進!
アッと言う間にベイトをバクッ!と食って一目散に元の船の影へ。
あまりの一瞬の出来事だったので、ベイトの群れも反応出来ないままでした。
あれは、、、、ガーラだ。ロウニンかギンガメか、オニヒラか、何か判らないけどトレバリーだ。
サイズは40cm程か・・・・・
ミノーで釣れないかな、しかしあのサイズが万が一掛かると、今のタックルでは絶対に獲れないだろうけども。
念のため、そのトレバリーが消えた船底に向けてミノーを何度も通すもやっぱり反応無し。
通りかかった海人の話しでも船の下にはデカイのが居るよ~~~との事でしたが、この魚はドピーカンの真っ昼間で潮も動かないこの状況で釣るのは無理だ。
朝夕のジアイか、夜中なら可能性はあるが・・・・・(^^;;;;

結局、何も釣れずに移動。
帰りの飛行機の時間を考えると、そろそろ那覇に戻らねば。
帰路の途中に、TAKEさんが以前イイ思いをしたポイントに寄って行こうか、と言うのでそちらに寄ってみます。
その場所は一番ベイトも多くてアジサシも飛んでいたので釣れそうな気配はあったのですが、いかんせん時間が足りなかった。私は結局ノーヒット。
TAKEさんがバラクーダの子供(約30cm)を1匹GET。

帰りの時刻が迫ってきたので後ろ髪をひかれつつ現地を後にして一路那覇空港へ向かい、今回の沖縄遠征は終わりとなりました。

思えば、7年ぶりのまともなサイズ(20kg以上)のGTを釣ることが出来た。
最初の1匹を釣ってからは、釣れてもどんどんサイズが小さくなり、ここ2~3年は小型すら釣れなくなってしまい、スランプを感じていましたが、これでちょっと抜け出せたような気がします。
やはり頼りになるのはアンティアス。
そして釣ることは出来なかったがマギーガーラの新しい使い方も判ったような気がして、これも次回以降の糧となりそう。
20kg以上の魚とのファイトはそうそう経験できないので、今回の経験は自分としても一つステップアップ出来たような気がして、いろいろと得るモノが多い今回の沖縄遠征でした。

最後に、ファイト中にフォローと励ましと的確な指示を頂いた船長と皆さんに感謝。
あの素晴らしい沖縄の海と魚達にも感謝。
また来年もこの沖縄を訪れることが出来るように、自分も頑張っていこう。
by sierra-outdoor | 2009-07-01 20:35 | 海の釣り | Comments(2)
Commented by つりらー at 2009-07-05 03:47 x
こんばんは~。
観戦モードで見学できる余裕ってのがいいですね。
沖縄の海を満喫された事でしょうね(^^)
浮き袋と言えば、この間釣りビジョンで釣り上げた根魚の浮き袋を専用の針でプチっと刺して、浮き袋の空気を抜いてから逃がしていました。
一見可哀想に見えるのですが、問題ないらしいです。

Commented by しえら at 2009-07-05 15:24 x
観戦モードはお気楽でイイです(笑)GTを釣りあげた者の特権かと>つりらーさん
逆に、釣ってない人間がフライブリッジで観戦してると、船長や仲間から叱られます(笑)
また、GTをバラしたりすると、罰金~~とか(夜の宴会で罰金として皆のツマミを供出・笑)
今回は1バラシあったけど、そのあと釣ったので罰金は猶予されました。
(逆に、ホールインワン賞と同様に、やっぱり宴会でツマミ供出なんですが)

あと、根魚のリリースは、エア抜き必須ですね。
バスフィッシングでも、比較的深場で釣ったバスも、すぐにリリースせずにライブウェルに入れる場合は、専用のハリでエア抜きしますし(トーナメントでは必須)

今回は、ハタ類が釣れたのが比較的浅場でしたので、釣りあげてすぐにリリースすれば、元に居た水深まで自力で潜って行きました。
水深30mを超えると、浮き袋調節が間に合わない魚は、浮き袋がパンパンでそのままではリリースしてもダメになってしまいますね。
(GTのようなトップで釣る場合も、たまに同じ状態になるのでエア抜きしてからリリースします。GT用のエア抜き針も船に常備)
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