今季から渓流域でも本格的にPEラインを使っていく予定です。
以前は細PE(0.6号以下)の選択肢が少なく、4年ほど前に0.6号のPE(ユニチカ:アイキャッチ)を試しに使ってみたのですが、細さ故に非常に腰が弱いラインだったのでキャスト時にちょっとした事でガイドに絡みまくり(^ ^;;; こりゃ細PEはキャスティングには向かないなぁ、、、と言うのが当時の実感。 ところが、エギングが流行して最初はPE1号ぐらいだったのが、どんどん細くなり0.8号、0.6号が一般的となり、ガイド絡みのライン側での対策も進んだため、試しに0.6号のエギング用PEを購入して、海や淡水を問わずライ トゲーム全般に使ってみることにしました。 昨年の信州方面へプチ遠征した時には、どこで大物が出るか判らない土地柄なので前述のPEライン(0.6号 10LB)を使ってみた所、以前のようなガイド絡みも非常に少なくなり好印象。 飛距離の面で有利なことと、トゥイッチの強弱などのアクションが自分の思い通りに演出できる点がgood。 PEだとトラウトのショートバイトを弾いてしまうのではないか、との危惧もありましたが、信州での実釣の結果、それほど影響は無さそうな感じです。 (掛けれないショートバイトはラインの種類問わず、そもそも無理なのではないかと結論) 信州と違ってホームの岐阜の中~小規模渓流では釣れる平均サイズが20~24cmのアマゴやイワナなので、0.6号はさすがにオーバーパワー(^^;;; そんな訳で今季は0.4号のPEを導入を決意。 候補から悩みつつ選んだのはメバル用ブランドであるダイワの月下美人・月ノ響 0.4号(8LB) ちょっとm単価が高め(^^;;でしたが、0.6号のPEもダイワ製品(エメラルダス)だったので自分との相性を優先。実際にはエメラルダスと月下美人が同じ性質のラインだという保証はないのですが(^^;;そこんトコは思い込み です。 (ちなみに選択肢だった他製品はゴーセン メバリン0.4号とYGKヨツアミ G-Soul 0.4号) リーダーは、以前に買ったエギング用リーダー フロロ1.75号を流用。 ノットはダイワのWebサイトのエギングコーナーで紹介されていた推奨ノットを試してみたが、、、、なんだか巧く結べ~~~ん。 結局、オフショアで慣れてて強度も強いFGノットで結束。でも慣れているとは言えFGは手順が多く、両手と片足と口を総動員して結ぶノット。 比較的足場の良い船の上ではFGで結束しますが、渓流じゃ足元は岩や石や草や木だらけ、下手するとウェーディング中に結束しないといけない事態も考えられます。 そんな時は、電車結びかなあ。 ちなみに昨年の信州釣行では殆ど電車結びで通しましたが、大型がヒットしなかったせいもあって問題なかったです(笑) ※そのうち、細PEと各種ノットの強度テストを自分でやってみようと思ってますが。 昨日の釣りで午後の3時間ぐらいPEでやってみました。 結局、ジアイも過ぎていた事もあって魚は釣れず(^^;;; フッキングに持ち込めそうなヒットも無かったので実際のアタリ感知やフッキングなどの検証は出来ず。 キャストとかリーリングの感触はGood。ガイド絡みもゼロだった(まぁ新品だから当然か。使い込んできて初めて判断できるかな) 感度の良さ故に、ミノーの泳ぎのプルプル感や、水流の強弱によるルアーの抵抗の変化も判るので、水中のルアーのイメージはより鮮明になります。 ひょっとすると、目で見えない状態でのミノーへのチェイスも感じ取れるカモ・・・(かなり集中力が要るけど) 水の流れに対するラインの抵抗は、同じ太さのナイロンより少し多め? PE0.4号ならナイロンの0.6号と同程度か。 月ノ響は比重が0.98なので水に浮き気味。これが流されドラッグがかかる場合もあります。 選べるならば高比重PE(1.0以上)がヨロシイかも知れません。 大河川の本流域ならば、飛距離優先でPEのアドバンテージが大きいですが、中~小規模のフィールドでは必ずしも飛距離は絶対条件ではないので、ナイロン(またはフロロ)などのモノフィラメントラインが良いのか、PEなどのブレイデッドラインが良いのかはケースバイケースでしょうか。 釣り人それぞれの好みやスタイルもあるので、これが絶対!!とか全て!!という事はないですし。 まだ渓流域でPEでは1匹も掛けてもいないので(^^;; 私も模索段階。 随時、釣行レポートの中で検証していきます。 とりあえず現時点では「使えそうだ」という感想です。
by sierra-outdoor
| 2010-03-15 22:19
| 渓流釣り
|
Comments(7)
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yujinan
at 2010-03-15 23:16
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こんばんは
詳細な説明で良く解りました ありがとうございます ジギングやキス釣り等では使っていましたが 渓流のキャスティングとなると?でした 最近、結構使ってみえる方が増えているみたいで 大変、気になっていました。 質問ばかりで大変申し訳ないのですが 糸ヨレにも強いと聞いた事があります。 僕はスピナーが好きで使う機会が多く、本当にヨレに強いので あれば僕的には、素晴らしいラインだと思うのですが・・・
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いち
at 2010-03-16 07:37
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私も本流域や湖などではPEを使っていますが、渓流ではもっぱらナイロン。ただ、ルアーの回収しやすさでPEを使っている人もいるようです。
なるほど…最近のPEは張りもあって良さそうですね。一番嫌なのは、ガイドへの「ありえない」絡み…それも少なそう…みたいですね! 以前はスピナーを結構使い、ナイロンでも撚れてひどいことになりましたが…今年は糸ヨレ対策してあるスピナー(笑)+メインはハンドメイドなので、次回のライン交換?の時に8lb位のPEを使ってみようと思います。 詳細な記事、ありがとうございました!
こんばんわ。
私は一昨年頃からごく限られた場所で使っていますが、トゥイッチを多用するような使い方だと、ガイドで擦れてラインが痛みやすいような感じです。 ただ、ルアーの回収率が格段に向上するので、根掛りの多い場所ではとても助かります。(^^) 今年はもうちょっと適用範囲を広げてみるつもり。
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しえら
at 2010-03-17 23:34
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yujinanさん、PEラインは糸ヨレにはナイロンよりは強いと思います。
ナイロンは局所的に糸ヨレが蓄積されてトラブルの原因になりますが、PEは糸ヨレが分散しているので顕在化しないんだと思います。 ただし、糸ヨレ自体はスピニングリールの宿命なので、PEラインでも適度にヨレを解消させる(例えば、ルアーを外してラインを30mほど川の流れに漂わせる)のは必要かと思います。
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しえら
at 2010-03-17 23:37
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いちさん、ガイドへの絡みはイヤですよねえ。
でも最近のキャスティング対応のPEはコーティングしてあるので適度な張りというか腰があるので、以前の腰砕けな柔らかいだけのPEより絡みは減ってると思います。 あとは、PE用のガイドと投げ方ですかね~~~
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しえら
at 2010-03-17 23:40
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Churinさん、トゥイッチでPEが擦れてましたか。
私もソルトではよくPEを使ってきましたが、今のところトゥイッチなどのロッドアクションでPEが擦れたという経験はないです。 ただし極細PEだと、確かに影響あるかも知れませんね。ちょっと注意して見てみます。
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at 2010-03-18 17:50
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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