ノット強度テスト
渓流にPEを本格的に用いるための試みとして、PEラインとリーダーのノット別の強度テストを実際やってみた。
強度テストは、各雑誌などで割と行われているのですが、実際の自分のノットがどれほどの強度が出ているのか?を検証する意味もあってやってみました。

まず用意したのは、PE 0.8号 とリーダー ナイロン20LB。
強度を計るのは、BOUZのドラグチェッカー(15kg用)
ドラグチェッカーにラインを通して、思いっきり引っ張れば切れる瞬間の強度が測れる訳です。

最初にPEだけの直線強度を計ってみます。

PE0.8号のみ 1回目:4.5kg 2回目:4.5kg 平均:4.5kg
これが強度テストの基本値となります。

それでは実際にノットを組んで強度を計ってた結果は以下。



【電車結び】
1回目:2.5kg 2回目:2.25kg 平均:2.375kg(53%)


【FGノット】
1回目:4.25kg 2回目:4.2kg 平均:4.225kg (94%)


【ノーネームノット】
1回目:3.0kg 2回目:3.6kg 平均:3.3kg (73%)



うーむ、電車結びは、やはり強度が弱いですね~~、でもこんなに弱かったなんて(苦笑)
昨シーズンはいつもトラウトでは電車結びでやってて、一度も切れた事が無かったけど、ぢつは大物らしい大物を一度も掛けてなく、強度以下の魚ばっかりだったんだ。
この結果を見ると、大物が出る場所ではちと不安ですね。

FGノットは、自分でも何度もスッポ抜けを繰り返しつつ相当練習して自信のあるノットだったので、まぁ期待通りの数値が出ています。

ノーネームノットは、FGに較べると強度が落ちますね。
とは言え、ドラグ設定で3kgはトラウト用としてはまずありえない相当強い設定値なので、ノーネームノットでも問題ないとも言える。

トラウト相手では、そんなにライン強度ぎりぎりのドラグの設定はしないハズだし(例えば3kg超のドラグ設定したら、トラウトロッドが多分耐えられない)殆どのノットは強度的に大丈夫だろう。

でも、根掛かりを強引に回収したいとか、キャスト時やアワセの瞬間のラインに掛かる一瞬の力を考えると、ドラグ設定値とは別に、とにかく強いに越したことはない。
そういう意味では、やはりFGノットは優秀だと言える。ただし結ぶのに難易度の高いノットなので(だからFG用ノット作成ツールが売れるのだな)ノット練習は必要ですね。

私も初めの頃は何度も釣りの現場でFGノットのスッポ抜けやトラブルを経験しつつ、やっとモノになってきたなあというのが実感出来たのは最近です。
それだけ、PEラインとリーダーの結束(ノット)は奥が深い訳です。

とにかく、どれか一つでも自信のあるノットを持つことが重要ではありますね。
出来れば、自宅でも現場でも、同じクオリティのノットを作れるようになるのが良いです。
(私もFGを現場でやれ、と言われると場所によってはかなり難しいのです)
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by sierra-outdoor | 2010-03-22 23:01 | その他の釣り | Trackback | Comments(10)
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Commented by MITSUYA at 2010-03-23 01:02 x
なるほど。電車は50%チョィかぁ。結束としては弱いね。
しえらさんはトラウトでリーダーは何ポンド使ってます?
アタシは6ポンド。もしPE0.8でナイロン6ポンドの電車でも2kg出るのかなぁ。
6ポンドで2.7kgだから電車で十分かと。

FGの編みこみの回数を変えてテストとか面白そう。
Commented by しえら at 2010-03-23 21:33 x
今、使ってるのはPE0.4+フロロ1.75号です>MITSUYAさん
リーダーがナイロン6LBだと、強度はどれほど出るかな。。。
根掛かり回収とか、アワセ時の瞬間的な負荷を考慮しないなら、電車結びで2kgの結束強度でもイイかも知れない。

FGの編み込み回数は、いろいろ説があるけど、細いPEはあまり多くの編み込み回数は必要ない、というのがノットを教えてくれた人の説でした。
今回は、編み込み10回(上下で1回)でやってます。
Commented by Churin at 2010-03-23 22:14 x
やっぱり電車結びだと、強度は半分くらいしか出ないんですね。
道理で、根掛りで引っ張るとあっけなく切れるんだ。(^^;
面倒くさくてもFGノットか、ちょっと不精してもSFノットなんかで結ばないといけませんね。
Commented by しえら at 2010-03-23 22:23 x
電車結びは、やはり弱かったデス・・・>Churinさん
個人的にはもう少し強いかと思ってたンですけどね。
FGが強いのは判ったけど、自宅ではともかく、屋外の現場で結ぶのが厄介。
通常のSFは、敢えて言うなら簡易版FGみたいなノットですので、現場ではSFがいいかも知れません。
ただし、SFはノットのコブがやや大きめなのがキャスティングの釣りでは気になります。
Commented by 手下 at 2010-03-24 22:19 x
FGノットだと細糸でも90%以上いくのですねー
PE1.5以下だと締め込みの力調整が難しいですね
GTだと6とか8なんでまず切れないけど・・・。

川の場合ウェーダー履いたままだと編み込みがちょっと面倒ですね。
どこかのメーカで小型で便利そうなものありましたが、結構高く(^^;
今度ホームセンターで代わりになるもの物色してきます。
Commented by しえら at 2010-03-25 22:03 x
手下さん、確かに細PEだと締め込みに気を使いますネ。
GT用の6~10号なら、並の人間の腕力では切れないけど、3号以下だと、締め込み過ぎで切れちゃいますもんね。
だいたい細PEの時は、一回、切れるまで締め込んで、切れるのがどの辺りかを覚えて、二度目で仕上げてます(笑)
FGも足も動員するノットなので、ウェーダー履いてると大変。
いろいろ工夫してやってますが、出来れば現場ではやりたくないノットです(^^;;;;
Commented by JYI at 2010-03-25 22:30 x
面白いですね。
電車結び弱いんですね~!って
鮎でしか、した事ないですが・・・。(笑)

トラウトではリーダーとってないので何ともいえませんが
やっぱり必要ですかね?
Commented by しえら at 2010-03-25 23:58 x
ナイロン同士の結束なら電車結びは強力ですよ>JYIさん
電車が弱いのはPEとリーダーの結束の場合です。

トラウトフィッシングにおけるリーダーはPEの場合は必須ですが、ナイロン(フロロ)の場合は、対象魚が40cm未満なら無くてもいいでしょうね。(もちろん、有ってもいいですが)
リーダーの結束部分が必ずラインシステムの弱点となるので、弱点を作るくらいなら、直結にして弱点を無くすのも一つの選択肢かと思います。
Commented by JYI at 2010-03-26 20:54 x
今年はご一緒する機会が増えると思いますので、その折PEの利点をじっくり見せてください。(^^)
何分我流で知識も少ない自分でなのでよろしくです。

ところで、今日は雪が降るほど寒く・・・本流は雪白轟々
釣りどころでは無いので明日は行きません。
いまやけ酒飲んでます。(笑)
Commented by しえら at 2010-03-26 23:23 x
PEもナイロンも釣りの基本は同じかな、と(笑)>JYIさん
昨シーズンまで、チェイスすれども食わせきれなかった事が多数だったので、伸びの少ないPEだともう少し食わせのトゥイッチが出来るかなぁと淡い期待(妄想かも?)を抱いてます。
今日は寒かったですね。でも来週から本格的に暖かくなるハズですので。
私は今週末は最後のスキーです(^^;;;;
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