天気予報では、3連休の後、梅雨前線が消滅して梅雨が明ける公算大と報じている。
こりゃラストチャンスか!? 梅雨が明けると、暑くて暑くて渓流は朝イチだけの釣りになってしまう。 まだ連休中は晴れ間もあるが、にわか雨が各地で降る予報で、不安定な天気故にあまり暑くないかも。 雨が程々に降ってくれれば好都合だし。 行くなら信州しかないな、と考えて現地の状況をチェック。 2週前に訪れた時と比べて水位は変わらないが、なんだか薄濁り状態。 まぁ釣りする分には問題ないでしょう、と出撃決定。 連休中日の20日、未明の2時すぎに現着。 夜明けまで仮眠して、4時過ぎに東の空が薄明るくなってきた頃に起き出して入漁券を買い求めて川に入ります。 まずは2週前と同じところからスタート。 水は前回と同じ程度か、若干下がっているかな。 前回と違うのは濁りがそれなりにあってササ濁り気味。まぁこの川はいつもこの程度には濁っているのが普通なんだけども(前回の水質がクリアー過ぎた感もあり) ポイントを小刻みに刻みながら探っていくと、足元の弛みで25cmぐらいの魚がバイト!! しかしフッキングせず。 もう1回、同じ魚がカッツーーンと当たってきたけど、やはり掛からず。 針に触ってしまったせいか、それ以降のキャストでは姿も現さず。 次に、このポイント本命のスポットを探りますが、、、無反応。 今までこのポイントは必ず反応があったのだけど、今年になって土砂で埋まってしまって浅くなったのが災いしているか・・・ 次のポイントへ移動。 この場所も実績場であるが、どうだろうか。 最初の淵では無反応。次にあるやや長い深瀬を慎重に探っていくと、突然にドン!と重々しくヒット。 ヒットした瞬間に魚が翻って右へ、そして左へ走る走る。 あまりに素早い左右への切り返しで、なかなか主導権が取れない。 ドラグがジジジ・・・と鳴り、流芯へ突っ込んだかと思えば、左へ走る。 こちらは防戦一方。そして、手前の岸に向かって走る・・・・テンションが抜ける!急いでリールを巻くが、ここで小さくジャンプしたところでテンションが完全に消えた・・・・ バレたぁ~~~ サイズは40cmぐらいで、それほどでもなかったが、とにかくスピードと左右への切り返しが素早くて魚に主導権を握られっぱなし。 魚の方が一枚上手でした(^^;;;; だいたいこのクラスの魚とのチャンスは1日1回ぐらいが相場で、その唯一のチャンスを逃してしまったのが痛い。 しかし、まだポイントは続くので釣りは続行。 次のポイントへ歩いて移動中の小さなスポットでチビブラを1匹ゲット。 そして、分流を徒渉して次の目指すポイントの一つ手前に、流れ込みのある場所。 ここは今まで一度もヒットした実績がない場所だが、一応、探ってみようか。 流芯の向こう側、流れの緩流帯にミノーを投げて、激流の流芯を横切るかたちでリトリーブしてくると・・・・ 流芯を通過した瞬間に、再びドスン!! キタッーー!! ヒットした瞬間から重量感溢れる突進で、ドラグがけたたましく鳴り出す。 うーん、これもなかなか良い型だぞ。 激流をモノともせず走り回りますが、先程の魚よりもデカイくてトルクがある代わりに、スピードはそれほどでもないので、何とか対応できたが、なかなか寄ってこない。 流芯から引きずり出しても、すぐに走り出して・・・・と何度か寄せて走られを繰り返しつつ少しづつ距離を詰める。 目の前3mまで寄せたのでネットを持ち出してランディングしようとするが、ネットが視界に入ると残ったパワーを全開にしてまた走り出す・・・ が最初の頃のような突進はなくなり、2~3m走ったところで停まる。 2度3度とネットでのランディングを試みようとしたが、ネットが小さめ(前回よりは一回り大きなネットを持ってきたのだけど、これでも小さい)なので、うまく魚体が入らない・・・ 結局、水辺の岸にズリ上げる形でなんとかゲット!! ヨシヨシ、何とか獲った~~ど~ 前回の魚とほぼ同じサイズかな。メジャーを当てると45cm。 まぁまぁ、ってとこですかね。 この日は2度チャンスがあったのは幸運だった。 いつもだったら、最初のチャンスを逃した時点で終わり、ってのが恒例なので(^^;;; 時間的にそろそろ朝の時間帯が終わる頃。 天気予報では曇り時々晴れ、または雷雨という予報だったが、雲は若干あるもののまったく降りそうな気配はなく、ジリジリと7月の太陽が照りつける。 南の方向を見ると、山の上にかなり大きな積乱雲がかかっているので、あそこまで行けば雨が降っているかもなぁ、、あの雨が少しくらいこちらに降ってくれると有り難いのだが。 先程のポイントの下流に本来の核心ポイントがあるので、手を変え品を替え、いろいろとアプローチしてはみたものの、無反応・・・ 先程のポイントで一発出たからイイようなものの、あれが釣れてなかったら、今頃冷や汗モノだな(苦笑) まだ時間はあるので、最近は入っていなかった区間のポイントまで偵察に行く。 幾つかのポイントを偵察して、とあるポイントに到着。 ここで、ヒット! しかし水面でローリングしてバレた・・・・ もう一投、すると足元までチェイスしてくる。なんとなく、魚がブラウンじゃないような気がするが。 さらにもう一投すると、またヒット!! これは慎重にバレないように寄せてくると、、、30中盤のニジマスだ。珍しい。 よくよく見ると、尾ヒレも胸ヒレも溶けてる・・・放流ニジマスのようだ。 時間的に正午近くになり、そろそろ終わりかな。 最後、今まで入ったことのない場所の偵察へ。 なんてことはない、いつも素通りしているポイントの対岸に入っただけなのだが、そちら側の岸からの方が釣り易そうなので、アクセスルートの確認の意味もあって偵察。 なんとか入川ルートを見つけて、ポイント到着。 かなり長い深瀬なので、探るポイントは多い。ただ、対岸からのアプローチの場合、釣り辛いとは言え、車を降りてすぐのお手軽ポイント故に釣り人の姿は多い。 真っ昼間では難しいかな、、、でもなんとか30弱のブラウンを1匹追加。 簡単アクセスの対岸に人がまだ入っていない朝イチなら釣れるかも。 この場所を探り終えて、正午を回ったので、これで撤収~ 帰り道に、恒例の現地で美味しいスイカを購入したり、トウモロコシを購入したり、と農産物の直販所を回りつつ、高速代節約のため国道を走っていくが、途中の山間部で土砂降り。 しかし、土砂降り区間もホンの数㎞程度で、10kmも走ると路面すら濡れていないと言う両極端な天気。 この雨が現地で適当な量で降ってくれれば、もう少し釣れる時間帯も長いのだがナァ。
by sierra-outdoor
| 2014-07-20 23:04
| 渓流釣り
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Comments(2)
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