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稚内港より、朝イチのフェリーで礼文島に渡る。 天候は曇りだけど風がけっこう強い。 フェリーは定刻通りに出港。朝イチ(06:20)の船なのに、けっこう乗客は多く、一番安い2等船室はザコ寝タイプの船室なんだけど、主立ったスペースは殆ど先客が居る(^^;;; なんとか空きスペースを見付けて落ち着けたけども。 前日に買っておいたパンをフェリー内で食べながら朝食代わりとする。 そして礼文島内での移動手段としてレンタカーを使うために、礼文島のレンタカー屋に電話をかけると日産ノートが1台空いているという。 しかし、全てコミコミとは言え、たった4時間で1万円強の値段・・・・ まぁ礼文島のレンタカー代金が高いのは判っていたのだが。 他にもレンタカー屋はあるのだが、電話すらつながらない(出てくれない) 止むを得ず、最初のレンタカーを予約。 およそ2時間でフェリーは礼文島に到着。 フェリーターミナルに降りると、今、乗ってきたフェリーが折り返し稚内に戻る便なんだけど、これの乗船待ちの客でゴッタ返している。 この日のうちに札幌エリアまで戻りたい人なら、このフェリーに乗らないと時間的に厳しいからなんだろうな。 フェリーターミナルを出て、すぐにレンタカー屋は見つかった。 お金を払って、簡単な説明を受けて、すぐに出発。 まずは礼文島の最北端、スコトン岬へ。 南北に長い島だが、一番端から端まで走っても20数km程度。 自転車ツーリングの人も多いが、この強風の中、自転車漕ぐのは大変だろうなあ。アップダウンもそれなりにある。 乗合バスもあるにはあるのだけど、1日数往復しかなく、時間的にも乗合バスを使うのは現実的じゃない。 しかもスコトン岬まで乗合バスでも往復で約2500円/人もかかるし・・・(^^;;; 途中、やや狭い場所もあるが、交通量が微々たるもので、至ってスムーズに車は走る。 信号も1~2箇所しか見当たらないし、南北に走る道以外には、ほとんど分岐もない島内道路事情。 レンタカーなのでナビは標準装備だが、これならナビも要らんね(笑) 30分ほど走って、最北端のスコトン岬に到着。 いや~~~風が強いワ(^^;;; 観光バスがやってきて、大量の観光客が出てくる。。。。観光バスの乗客は全員揃って集合写真・・・してる間にウチラはそそくさと横を通り抜けてスコトン岬の展望台へ行く。 こんな最北の地だけど、民宿が・・・・ このスコトン岬では、野生のアザラシが見られる、という触れ込みだったけど、この日は生憎アザラスは留守だった模様。 強風のスコトン岬を後にして、次に向かうは澄海岬、、その名もスカイ岬と読むらしい・・・ 行ってみると、展望台から小さな湾が見え、その湾の海が透き通っている。 天気が悪いので、色がイマイチだけど、晴れた日には綺麗に見えるだろう。 パッと見ると、北海道の道北の海には見えず、南西諸島の海か?と思えるほどの透明度の水の青さ。 おおよそ、礼文島北部の見どころは見終わったので(笑)、次に来た道をとって返して、島の南部にある桃岩という景勝地へ行ってみる。 フェリーが到着した集落から、島の反対側に別れる道を走るのだが、その桃岩を眺める展望台に至る道が、めっちゃ細い・・・ でも普通車なら入っていいみたい・・・・ 道路も割と綺麗に舗装されているのだが、とにかく狭くて車のスレ違いは無理。 対向車が来たら、所々にある待避所でスレ違うしな無さそう。 恐る恐る細い道を登っていくと、、、、ところどころにトレッキングの団体さんが居る。 人間一人居るだけでスレ違いが大変な道なので、申し訳ないが、トレッキングの人たちには少しどいてもらって道を進むと対向車にも出会わずに展望台着。 展望台の駐車場には3台ほど先行の車があったので、タイミングが悪いと対向車とブツかった訳だ。 桃岩展望台からは眼前に大きな桃岩が眺められる。これは一枚岩なんだろうか。 この展望台はトレッキングルートの途中にあるので、大勢のトレッキング客がガイドさんに連れられてやってきている。 礼文島は花の島で有名で、北海道の最北にあるせいで、本来なら標高の高い高所にしか咲いていない高山植物が麓から咲いているのが特徴の島。 トレッキングルートもそんな高山植物の花畑を巡るコースに設定されているので、花が咲き誇る季節には、トレッキングが楽しいだろうな。 しかし8月はすでに花の季節は終わっている・・・・ 咲き誇る花を見たいなら6月下旬~7月上旬がいいみたい。 ついでに猫岩、地蔵岩という岩が近くにあるので、そちらも見に行った。 まぁ、なんてことはないちょっと変わった形の岩、というだけのモノでしたが(笑) ここまで見て、約3時間半。 急ぎ足で見て回ったが、一通り礼文島は回れたかな。 レンタカー返却の時間が迫ったので、レンタカー屋に戻る。 稚内に戻るフェリーが昼過ぎに1本。それを見送ると4時間後になってしまう。 半日程度の滞在でちょっと勿体ない気もするが、もともと日帰りのつもりだったので、ま、昼過ぎのフェリーで戻りますか。 この礼文島は最北??のアメマスが釣れる島でもあるので、小さくてもいいので最北アメマスを狙いたかったが、ちょっと時間が足りない。 それに小さな小さな渓流みたいな流れがあるにはあるけど、メッチャ小さい流れで釣れる気がしない。 奥に入れば、少しはマシな流れになるみたいだが、前述の通り時間が足りない。 真剣に釣りをするには、最低でも半日の時間は必要だなあ。 フェリーまでの待ち時間があれば、フェリー埠頭の片隅でワーム+ジグヘッドでソイでも釣ろうか、とも考えていたが、これもパス。 結局、12時半頃の帰りのフェリーで稚内に戻ることにした。 帰りのフェリーは、行きと違ってがらがらで、スペースは十分にあった。 礼文島では昼食を取る時間もなかったので、フェリーの中で朝食の残りのパンを食べながら稚内に戻る。 稚内に戻ったあたりから、どんより曇っていた天気が晴れてきた。 礼文島から予定よりも早く戻ってきたので、真の日本最北端である宗谷岬に行ってみようと思い立つ。 稚内市街から30分ほど車を走らせると、最北端宗谷岬である。 で、宗谷岬のパーキングに車を入れる。 ふと見ると、少し離れた場所に警察車両?らしきトレーラーが停まっている。 ん~~事故か??事件か??? なんか違うな。単に警察車両が休憩か何かで停まってるだけか。 あれれ??その警察車両のトレーラーに、白と黒のドデカイ何かが積載されている。 アレは何だ?? 周囲に人だかりも出来ている。 トレーラーの上に載せられた、なにかロボットのような積載物。 まるでパトレイバーみたいだなぁと思いながら、近寄ってみると・・・・ うわッ、マジでパトレイバー(98イングラム)ではないか!! どうやらパトレイバー劇場版のプロモーション?? まぁこんな最北の地までプロモーションするなんて(笑) それはさておき 最北の地、宗谷岬に立ってみる。 サハリンは霞んでいて見えない。(遠望できる日もあるらしい・・・) 宗谷岬の最北の岩の上に立ち、ここから北に向かってルアーを投げてみるのも面白いなぁと思ったけど実行はしなかった。 (周囲にたくさん観光客もいるし) その後、宗谷岬にある有名なラーメン屋に寄ったら、ちょうど暖簾を下ろすところだった・・・残念。 仕方なく、稚内市内に戻って、市内で、しじみラーメンを食べる。これは塩味のスープだったが、しじみが沢山入っており評判通りに美味しかった。 その後、稚内を後にして南下。 旭川を目指すが、やはり稚内は遠かった。その日の晩のうちに旭川には到達できそうになかったので、途中の美深まで走ってこの日は終わり。
by sierra-outdoor
| 2015-08-17 11:18
| 旅行
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