北海道2015 釣り編
トラウトの聖地とも呼ぶべき、遙かなる北の大地、北海道に行くのだ。 釣りをしない手はない。 しかし、、、今回は釣り専門の旅ではない。 稚内と礼文島に行かねばナラヌ。 稚内、、、道北だな。 道北と言えばイトウだが、季節がぜんぜん違うし、オンシーズンだとしても釣れる可能性は低い。 そもそも時間的に稚内エリアで釣りの時間は取れそうにないな(^^;;;; という事で、最初の2日間は釣りを諦めた。 でも、礼文島で最北アメマスでも釣れないだろうか、、、と微かな期待を持って釣り具は持参して礼文島に渡ったけど、予想通りに時間がなくて釣りは無理だった。 3日目の8/18、ようやく釣りのチャンス到来。 旭川に寄った時に、2時間ほど時間の余裕が出来た。 これはチャンス、とばかりに釣りに行く。 場所はC川。いちおう旭川近辺で釣りが可能だろう、と思われる川はピックアップしておいたのだ。 北海道はずーっと雨模様だったらしく、本流はかなり濁っている。 支流のC川はどうだ・・・・橋を渡る時にってみると、濁ってはいるけどなんとか釣りがギリギリ出来るレベルかな。 堤防に囲まれた市街地を流れる川なのだが、北海道の河川にありがちな河畔林が発達していて、藪だらけで、パッと見には入川ルートが見当たらない・・・・ あちこち歩き回って1、2箇所ほど入川口を見付けたが、すぐに川通しで移動できなくなる。 結局、2時間はアッと言う間。 最後の最後に、ようやく釣りになりそうな区間へアクセスできる入川ルートを見付けたが、時既に遅し。 撤収予定時刻となり、何も成果もなく川を後にする。 やはり初めての川で、2時間しか時間がないのは非常にムリがあるなぁ(^^;;;; アクセスするルートと、ポイント探しで2時間ぐらいすぐに過ぎてしまう。 4日目の8/19 北海道滞在の最終日である。 前日までに、慣れ親しんだ十勝へと移動しておいたので、午前中は釣りが出来る・・・・のだが、未明にかなりの土砂降り。 そして寝坊で早朝に起きれなかったので、朝7時すぎにやっと行動開始。 まずは、通い慣れたO川へ。 この川は、私の北海道フィッシングの原点とも言える川なので、何度も訪れている。 毎回、川の流れが微妙に変化してポイントが変わったりしているが、およそどんな川なのか、どの区間が良いか、などは判っているつもりなのでナントカなるだろう・・・・ で、川を渡る橋の上から流れを見ると、、、唖然、、、かなり濃い烏龍茶色の流れになっている。 前日の夕方、増水が気になって橋の上から見た時は割と普通の流れだったのだが、未明の土砂降りで濁ったか・・・・ 増水には比較的強い(濁り難い)O川なので大丈夫だろうと思ったが目論見が崩れた。 しかし、時間がない。周囲に川は割と沢山あるものの、他の川も同様に濁ってる可能性大。 覚悟を決めて、入る。 入川ルートは相変わらず判りにくい川なので、いちいち探していられないので藪を強行突破(笑) ま、50mほどの濃密なブッシュを無理やりでも突破すれば川には出られる。 パッと見で、一番誰もが入りそうな淵を狙ってみる。 濁りが強いので、チャートリュース系のミノーを選択して、こんな濁りと増水がある時にはこの辺りかな~的なスポットを撃っていきますが無反応。 代わりに、ラインが引っかかってきて、邪魔だな~とたぐりよせて捨てラインを回収すると、なんと先端にミノーが!? しかも錆びもなく結構新しいDコン63。これはラッキー。 真新しいミノーが沈んでいる、ということがかなり叩かれているなぁ。 次のポイントへ。 しばらく平瀬が続いて川が中州で区切られて分流化しています。 手前の分流はあまりに浅いので奥側の分流へ。 藪を突破すると、目の前に2つの小さな流れが合流するスポット。 この周辺では、居るならココだな、と睨んで対岸の垂れ下がった枝の近くへキャスト。 すると一発でゴゴン!! を~~来たキタッ。 水面で跳ねるはチビニジマスか?? ややダウン気味のアプローチなので水面を滑らせるように寄せてきますが、あともう少しの所でフックアウト。。。 魚が小さいしダウン気味でアプローチするとどうしてもこうなってしまいます。 でも、この増水した烏龍茶の流れでも居るとこには居るし、魚が反応してくるので気合入れて釣っていきます。 先程ヒットした場所よりもう3mほど奥へ投げて、、、、またゴン!!と少し重々しくヒット!! またキタ~~~ 水面で跳ねる魚。サイズはそれほどでもないが、激流をモノともせずに右に左に暴れ走ります。 先程よりは、ちょっとサイズはイイかな。。。 バレる前に上げてしまえとばかりに、やや強引に上げてみると、尺を少し越える程度のニジマス。 これで一安心。やっと北海道で釣果が出た(笑) 次のポイントは、小さな岩が点在する瀬。 ここでポンポンとヒットしてきます。 平均サイズ25cm程度のチビニジですけど、ヒットした瞬間にジャンプして、なかなか楽しめます。 本州だと、ニジマスのファイトも大したことないのですが、北海道のニジはいつ来ても元気です。 数匹のニジマスを釣ったところで、時間が来た。。。。。まだまだポイントはあるし、探れば釣れそうだけど今回は時間に制約があるので止むを得ない。 もう1箇所、他に探りたい川もあるし・・・・・ 一旦、車に戻って移動です。 次に行くは初めての川、S川。 十勝には何度も来ているのですが、この川は初めて。 この頃から朝靄も晴れて夏らしい快晴の天気が・・・・ S川に到着してみると、、、、あちゃ~~~先程のO川よりもさらにひどい土茶濁り。 規模が小さい川なので、濁りに関しては大丈夫かなぁと思っていたのだが・・・・ 時間が限られるので、適当に入ってみる。 小さな橋があり、そこの近くから入ってみるが、、、この川も水辺まで到達するのが難しい。 それでも蛇の道はヘビ、釣り師の道があるんですけど、増水しているせいもあって、水辺まで到達しても数mぐらいしか歩けない。 2、3箇所ほど入っては道路に戻り、また入る、、、を繰り返しますが反応がないまま1時間経過。 そろそろ終わりの時刻なので、残念ですが、また今度(いつになるやら)と思い車に戻ります。 今回は道北へのドライブと観光旅行の合間に釣りをした、という程度で移動時間にかなり取られたので釣りの時間は3つの川で約5時間ほど。 初めての川が2つありましたので、さすがにこの短時間で結果を出すのは難しいですね(^^;;; でも、いつもの川で短時間でチビばかりですけど、狙い通りに釣れたのはホッと一安心。 まだまだ北海道の大地は楽しませてくれそうです。 また、いつか再度訪れる事を期待しつつ、十勝を後にします。
by sierra-outdoor
| 2015-08-20 23:20
| 渓流釣り
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Comments(2)
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