沖縄遠征08夏・GT編
いつもの恒例の年イチの沖縄遠征。
毎度マイドのメンバーなので、なんとなく年に一回の同窓会みたいな感じになってきてるし(笑)
今年は、なんとなく釣れない気がして(今までも釣れてないが)いまいちテンションが低かったがどうなることやら。

6/20、昼過ぎにセントレアを飛び立つ。本州は梅雨空だが、沖縄は早くも梅雨が明けていてかなり暑いらしい。
16時すぎに那覇空港着。バスでホテルまで移動して、とりあえずチェックイン
まだ暗くなるまで時間があるし、他のメンバーは到着してないので、歩いて行ける場所で陸ッパリをしよう(続きは陸ッパリ編を参照)

6/21、朝、GTに出撃。
いつものヨセミヤさんに乗船。今回は2日間の船中泊組と日帰り2日組に分かれる。
少しでも値段の安い方を、と思って私は日帰りコースにした。(小遣いが厳しいので・・・苦笑)
同船者は6名。M田さん、APOさん、N田さんは毎度マイドの顔なじみ。
また、北海道から来ていたH田さんも一度お会いしたことがあった。
初めてお会いしたのはO林さんであった。
船はヨセミヤ3号艇。朝8時に出港。M田船長は、西へ西へと船を走らせる。
南方向からの風が若干あり、ややウネリ気味ではあるが、ヨセミヤの船は走破力が高いのでこの程度の波は問題なし。
1時間半ほど走って、渡名喜島付近でエンジンストップ。
釣りの開始だ。
沖にある根をエンジンを切って潮上から流していくスタイルだ。
GTフィッシングは、特に国内GTはとにかく、ひたすら投げないといけない。
魚影が濃くはないので、1日にワンチャンスあるかないか。そのワンチャンスを確実にモノにするためには、クソ重いGTタックルでひたすら投げる必要がある。
ジギングだったら、魚探の記録の出具合である程度は判るし、渓流釣りなら良いポイントか悪いポイントか、もある程度は目で見て判断できる。
シイラだったら、漂流物の大きさなどでおよそ判断がつく。
カツオだったら鳥山などで判断が出来る。

しかしGTは、釣れるかどうかの直前の予測が非常に難しい。
もちろん船長が潮の流れ、時刻、天候などを判断した上で確率の高い場所へ船を導いてくれるので、そのエリアにGTが居ることは間違いない。
でも、バイトさせるまでが難しい。他の釣りのように直前の予測で集中力を高めたり、もしくは休憩したり、息抜きしたり、いろいろメリハリのある釣りが出来るのだがGTはそれが出来ない。
休んでいては釣れないし、僅かのチャンスを逃す可能性もある。ひたすら投げる必要がある。
あえて言えば目に見えるベイトの有無くらいが直前予測の要素ではあるのだが・・・これも絶対ではないし。

という訳で過酷な釣りなんですね。
1日、何十、何百と投げて、1バイトあるかどうか。特に最近はポッパーに反応が悪くなってリアルベイト系のプラグにしか反応しずらい面もある。
体力と精神力との闘いでもあります。これがまた、掛かったら掛かったで、次ぎは壮絶なGTとの闘いが待ってる訳ですが。。。。まずはバイトさせなきゃ始まらない。

最初のポイントでは何度か船を流したものの不発。
30分ほど走って、やってきたのは久米島エリアです。
久米島の沖合に潮波のたってるいいポイントがあるのだが、潮が北から南へ流れ、風は南から北へ。
潮と風が逆行してるのを「潮と風が喧嘩している」というのですが、船がうまく流れてくれないので釣り辛い状況。
しかもアゲンスト方向にキャストしなければいけないので、辛いんだな。

反応もないまま久米島のリーフエッジ(珊瑚礁の端)寄りのポイント変更。
ここでリーフ際にキャスト。すると小さくバシャ!と出たっ!!
しかし小物だな、あれは。そもそもあんなリーフエッジの近くではGTは居ない。
釣れるのはフエダイの類かカスミアジくらい。
しばらく投げ続けていると、ダツがプラグに向かってミサイルのごとく飛んできた。
ダツにプラグを突つかれては叶わん。歯も鋭いのでリーダーに傷がつく恐れもあるので、急いでGTプラグを高速回収していると。。。。。回収中のプラグの後ろに魚影が・・・
そこでGTプラグを急遽ストップすると、ガボン、とバイト。
しかしガツガツと噛んでくる感触は伝わったものの、船にかなり近い場所だったので気配を感じたのか、追いバイトがなく、そのまま魚は海の底へ消えて行った・・・・・
あ~~しまった、ようやく釣れそうなサイズの魚のバイトだったのに。残念。
ただし、あの姿は、、、GTじゃなくカスミアジまたはフエダイ類だった可能性大であるが。
サイズも、そうだなぁせいぜい5~7kgぐらいの小型であった。

その後、APOさんに中型GTのバイトがあったものの、乗らず。
バイトがあっても確実にフックアップさせることが難しいのが、この釣りだ。

夕暮れになりベイトの気配は濃厚になり、プラグが着水するとベイトが跳ねることも多くなってきたがGTの反応は途絶えたまま1日目は終わり。
那覇まで戻って翌日に再挑戦だ。

6/22 二日目。
船長の判断で通常より1時間早い出港。
前日のメンバーから1名下船して、2名新たに乗ってきた。
2名はやはり馴染みのヨッシーと、以前一度お会いしたことのあるO保さん。
二日目は糸満エリアから慶良間エリアを回ることになった。

初日と同様に朝は厳しい時間帯が続く。
前日から釣ってる5名は疲労もたまっているせいか、休みがち。
しかしこの日から乗ってきているヨッシーは精力的にミヨシでキャストを繰り返す。
お昼ころ、シャロー寄りを船は流していた。私は疲れて手を休めていたのだが、ヨッシーだけはひたすら黙々とキャストしている。
と、いきなり
「出たっ!!ヒット!!ヒット!!」
ヨッシーが叫ぶ。
見るとヨッシーの投げたプラグが水中にひきずりこまれ、ロッドが曲がっている!
前日からの初めてのまともな船中でもヒットだ。(初日にH田さんがイソマグロ、二日目の朝にヨッシーがサワラなどの外道はヒットさせていたが)
それほどのサイズでも無さそうなので、船のフォローはなしに魚を寄せにかかる。
船の下まで来てから抵抗する魚。GTか?他の魚か??
透き通った海から見えてきたのは鈍く光る銀鱗、GTだ!!
船長がネットを持ってきて無事ランディング。やった~~ようやく船中初ヒットだ。
諦めずに投げ続けたヨッシーの粘り勝ちと言ったところか。
そうだよな、この釣れるまで諦めない姿勢が重要なんだよなあ。判ってはいるのだが、体力的なこともあってなかなか続けられるモノでもない。それを実行したヨッシーに勝利の女神が微笑んだのだ。



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よし、次はオレだっ!と誰もが思ったに違いない。
ヨッシーのGTキャッチの余韻冷めやらぬうちに、空いたミヨシのポジションからキャスト。
するとドンっ!出たっ!!!一発だ!!
が、、、次の瞬間に赤い魚体が見えた。。。。。ああ、GTじゃない。。。。。
一応フッキングして寄せにかかる。
ヒットしたことを告げて皆が集まってくるが、「多分GTじゃないよ」と告げる。
何年かこの釣りを続けてきて、GTかどうかは判るまでの経験は積んできたので冷静に判断できた。以前だったらバイトの次の瞬間には頭ン中が真っ白になってたのだが。
サイズはそれほどでもないので強引にゴリ巻きファイト。上がってきたのはバラフエダイ(沖縄名でアカナー)でした。サイズは、、、7~8kgくらいかな。
バラフエダイは、沖縄の地元釣り師の間では良くファイトして美味しい魚として人気がある魚種なのだが、我々はGTを狙ってるのであくまで外道。
f0100885_14225.jpg

※ちなみにアカナーはシガテラ毒の可能性ある魚なので、食べる時は注意してね、、、、もっとも注意してても毒があるか判らんけど。
シガテラ毒はフグ毒と違って同一魚種でも有毒だったり無毒だったり、まちまちです。
南に行けば行くほど可能性は高くなりますが。
沖縄近海ではシガテラの可能性は低いがゼロではないです。ただ、地元の人は気にせず食べてる場合が多いけどね~~~~

少し船上も活気が出て来たが、それに反してGTからの反応はない。
ベイトは昨日同様に昼ころからウロウロしだしているのだけどなあ。
時間だけが過ぎて行きます。
この日は、ジギングは好調で、GTはせずにジギングタックルだけで乗り組んだO保さんは、見ればロッドを曲げている。
ミーバイ(ハタ類のこと)やイソンボ(イソマグロ)チビキ、カワハギ類をポンポンと釣り上げるし、沖縄の最高級魚であるアカジン(スジアラ)まで釣っちゃったり。
魚の活性自体は良さそうなのでGTも出てもイイんだけどなぁ。。。。
(過去の経験からジギングが好調な時はGTも良い場合が多いのですが)

慶良間の北方エリアに移動。
もう終わりの時刻が近づいているので、皆さんラストチャンスだと意気込んでキャスト開始。
しばらくしたら「出たぁ~~~!!」「乗ったぁ!!!!」
見ると、H田さんのロッドが曲がっている。水面の乱れからかなりのサイズだ。
すぐにエンジン始動。H田さんがトモに移動しファイト開始。
f0100885_143327.jpg

最初は船でフォローをかけて魚との間合いを詰める。そしてそこからが闘いだ。
簡単には浮いてこないGT。船はゆっくり前進をかけてGTにプレッシャーを掛ける。
H田さんはエキスパートアングラーなので冷静に対処。GTの引きに耐える。
しかしなかなか浮いてこない。ドラグが出そうになるとスプールを手で抑えて止めにかかる。
そんなやり取りを繰り返すこと3分?4分?魚が浮いてきた。
を~~久しぶりに見る良型GTだ。船長の差し出すネットに入って無事にランディング。
その次の瞬間にH田さんの雄叫びが慶良間の海にこだまする。
「よっしゃ~~~~~!!!」
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このGTを上げた直後の高揚感は何物にも変えられない喜びの一瞬でもある。
サイズは20kg。もう少しサイズがいいかと思ったのだが(ファイトの様子から30kg後半はあると思ったが)
フロントフックが外れてリアフックが胸元に掛かっていたので、水の抵抗が大きかったのが浮かすのに苦労した原因らしい。

これで船中さらにヒートアップ。
残り僅かな時間、必死になってキャストするのだが、その後、慶良間の海が炸裂することはなくストップフィッシング。
これで3年連続GTボウズだ。。。。。今回はチャンスすら無かったな。
別組の5号艇も、あまり芳しくなく、TAKEさんが14kg、ケンスケ君が12kgを釣ったけど他の人はダメだったらしい。

年イチの挑戦では、なかなか陽の目を見るのが難しいのが国内GTだが、そうそう何度も通えないので仕方ない。
釣ったヨッシーとH田さんの場合は、本人達の粘りと熱意が結果を生んだのだろう。
H田さんの飛距離はとても真似出来ないが、ヨッシーの釣るまでキャストし続ける姿勢は見習わなくてはならない。もっとモチベーションを保ち続ける体力と精神力の修行が必要だ。
また、可能なら来年、再チャレンジだ(リベンジとは言わない。もう何年も同じこと言ってるので・苦笑)
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by sierra-outdoor | 2008-06-21 22:58 | 海の釣り | Trackback | Comments(6)
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Commented by つりらー at 2008-06-30 18:23 x
しえらさんこんばんは
沖縄遠征お疲れ様でした。
国内GTって厳しいのですね~。
遡上魚よりも全然厳しそうですわ。
私は沖縄でジギングがしたいかな。
しかしデカイ、フエダイですね。さすがは沖縄です。




Commented by Churin at 2008-06-30 23:05 x
こんばんわ。
今年も結構厳しい内容でしたね。

釣れた魚は、いかにも南の魚って感じです。
自分が体験したことの無い世界なので、ブログを読むのが楽しいです。(^^)
Commented by しえら at 2008-06-30 23:55 x
ハードルが高い故に、釣れた時のカンドーは、そらもう筆舌に尽くし難いです>つりらーさん
沖縄のジギングも面白いですよ。イソマグロは普通に釣れるし、深場に行けば、デカンパチも居ます。
根魚もゴンゴン釣れる。一度、沖縄の釣りをやってみて下さい。
Commented by しえら at 2008-06-30 23:57 x
毎年のことなので、もう慣れっこ(笑)>Churinさん
でも、いい加減釣らんとなぁ。来年は釣ります、きっと。たぶん。釣れるといいなぁ。釣れてくれ~~お願い。
Commented by skanegon at 2008-07-01 21:44
お疲れさまでした。
しかしGT、すっごい釣りですね!!
かなり興奮しましたよっ!!!
Commented by しえら at 2008-07-01 23:59 x
こんばんは、かねごんさん
GTフィッシングは、そうですね、キャスティングの釣りとしては最もハードな部類に入ると思います。
船に乗ると、もっと凄さが肌で感じ取れますよ。船全体で一丸となって魚を獲りに行く、みたいな感じです。
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