GW前半が始まりました。
折角の休みなので、何処かに行こうか、という話しになり、上高地に行くことにした。 この日は、上高地は開山祭が開催されるらしい。 天気も上々、開山祭りって、どんな催しであるかを知るためにも、行ってみよう。 27日早朝、高速に乗り、一路高山方面を目指す。 高山市街の近くを通過して、そのまま平湯温泉へ。 平湯温泉のアカンダナ駐車場に8時半ころに到着。まだ駐車場はそんなに埋まってはいないものの、続々と駐車場に車が入ってくるので、上高地を訪れる人が多いことが伺える。 駐車場に車を停めて、さっそく上高地行きのシャトルバスに乗り込んで、上高地へ向かいます。 釜トンネルを越えると、上高地に入ります。 バス運転手のアナウンスで、大正池付近を散策したい人は、往路に大正池で降りて、歩いてバスターミナルまで向かって、帰路はバスターミナルから乗ると良いとのこと。 (帰路はバスターミナルのバス停ですでに満席になってしまい、途中の大正池バス停では乗れない可能性が大きいとの事) と言う訳で、大正池で降ります。 周囲はまだまだ早春という雰囲気でアチコチに残雪があります。 しかし開山祭という事で、バスやタクシーはひっきりなしに走っています。 大正池の畔に出て、まずは記念撮影(笑) まだまだ雪が多い焼岳 そして、真っ白な穂高連峰。向かって左から、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳、かな。 標高2900m~3000m級の山々。 大正池の湖面に映る逆さ穂高連峰が綺麗です。 上高地とは、別名、神河内または、神垣内、神降地、とも呼ばれております。 神様が降臨する土地、という意味です。 神様の土地に訪れるのですから、身も心を引き締めて、我々は行動せねばなりません。 さてさて。 大正池から散策路を通って、河童橋を目指します。 ところどころ残雪が残っていますので、足元がやや危ういが、慎重に歩けばそれほど大したことはないですね。 でも、最低でもトレッキングシューズは欲しい(街歩きと同じ服装、靴で来ている人も多いが) とても澄んだ水が流れる梓川。日本離れしたこの雰囲気も、神様の土地のなせるワザでしょうか。 河童橋に到着。 この橋の付近で開山祭が行われており、人でゴッタ返していて、橋を通るのも大変(^^;;; いろいろな神事や催し物が開催されているようですが、よく見えません(苦笑) 梓川右岸に渡り、そのまま散策路へ。 こちら岸に湧水が湧いて流れる場所があるので、そこがお気に入り。 明神岳の山麓から、湧いているのですよね。 湧水の流れには、沢山の魚たちも泳いでいる。 上高地の全域で動植物の採取は禁止されているので、ほぼ天敵ナシ(少なくとも人間は敵ではない)の環境は魚たちにとっては、天国かも。 ただ、湧水に群れる魚の大半はブルックトラウト。北米原産のイワナの仲間です。 釣り人なら、この魚はイワナとは違う、と判るのですが、道行く人にはその区別がつかない。 「魚が泳いでいる」が普通の声で 「イワナが泳いでいる」と言う人は、まだ少しだけ魚種が判るようだが、正しくはない。 ブルックトラウトは容易に在来イワナと混じり合ってしまうので、上高地における在来イワナの種の存続が危ぶまれています。 ただ、ブルックは湧水付近では優先種となっていますが、湧水域を離れると個体数が激減するのと、ブルックとイワナのF1は、その後は遺伝的に劣勢になってF2が存続しにくい。 よって、全てのイワナがブルックとの雑種に置き換わる訳では無い、というのが最近の論文に出ていたので、影響は限定的であるかも知れません。 どちらにせよ、生態的な定点観察を継続していく必要はあるでしょうね。 でも、湧水を泳ぐブルックトラウトには罪はないのですが・・・(^^;;;; 一旦、ここで河童橋に戻ります。 式典も一段落して、ようやく河童橋の往来もなんとか出来るようになりました。 そして、少し離れた場所で振る舞い酒が・・・・笑 豚まんや焼きそばなどを振る舞う露店もあります。 それらを求めて大勢の人が並んでいます. この開山祭は、どっちかと言うと、上高地に関係する部署や役所、現地で働く人達のための式典の意味合いが大きいですね。 でも、一般観光客もお金を払えば、この振る舞いに参加できるみたいで、升を貰って振る舞い酒の行列に並んでいます。 お酒好きな人には、これはイイかも。 河童橋の近くで、お弁当を求めて昼食とし、上高地の雰囲気を味わったことだし、帰りが混雑するといけないので、早々にバスターミナルへ移動。 平湯方面へのバスに乗り込んで駐車場へ戻ります。 帰り際、満車のバスターミナルに入れずに入口で待機する多くのバスの列。 午後は相当に混雑しただろうなぁ(^^;;; 上高地もいよいよ本格オンシーズンを迎え、日毎に賑わっていくことでしょう。
by sierra-outdoor
| 2014-04-27 22:13
| アウトドアその他
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