平野部では桜も散ってしまいましたが、山間部ではこれからが見頃を迎えます。
そろそろ本流でもネイティブの魚が動き出しているので、今度こそは、、、、との思いを抱いて出撃です。 朝7時半頃に現着。 2日前の雨で、水位上昇。本流は水量も多いです。支流の方が釣りは良さそうですけど、本流に突撃です。 目指すポイントは、、、あ、ナゼか誰も居ない。これはラッキー。 絶対に誰か先行者が居ると思ったのだけど。 今回は、本流狙いという事もあり、今季初めてスピニングタックルを投入。 リールはいつもの渓流メイン機のセルテート2004CHですが、ロッドは昨年秋に買ったシルバークリークAGS。 昨年の禁漁間近に買ったので、そのままトラウトでは使う機会もなく、メッキを1匹だけ釣って入魂は済ませてあったがトラウト相手には初投入です。 水量が多いので、狙いのスポットは激流と化している・・・さすがにこの時期、この激流には魚は居らんか(^^;; 少し離れた深瀬を狙います。ここはイイ感じなんですけど、反応ナシ。 深瀬がトロ瀬に変わる辺りで、カッツーンと本日一発目のバイト。 しかしフッキングせず・・・・ 続けて投げますけどその後反応無し。 まだ4月上旬なので流れの激しい場所には魚が入っていないか・・・ 同じ様な場所を歩いて探して小一時間ほど撃っていきますが反応もなく、車に戻ると、最初のポイントに2名の釣り人が入っていた。 やっぱりこの場所は逃さんよねぇ。でも激流なので果たしてエサ釣りでも釣れるだろうか?? 少しの間、観察していたけど、特に釣れる気配もなく、大きく移動することした。 この場所での水温10度。 満開状態の桜並木を横目に見ながら車を走らせること、小一時間・・・目指すポイントには、、、、あ~、やはり先行者がいますね。 見える範囲内で2名、車の数からして、もう1名見えない場所に入っていそう。 人が多いのでココには後から入ることにして、次のポイントへ行くと、ココにも先行者が。。。 降水後の天気の良い週末、とうぜん目ぼしいポイントには先行者の姿アリ。 でも、移動ばかりしてると、釣りする時間が無くなってしまう。 場所的に大場所なので、対岸には誰も入っていないのを見て、対岸へ移動。 小さな流れ込みがあり、その流れ込み合流付近の瀬を探っていくと、手前側が少し川底が掘れて深くなっている場所でチェイス!! 喰わせ損なったけど、まだフックには触ってないはず。 少しポジションを変えて、細かく連続トゥイッチで同じ場所にアプローチ。 すると多分同じ魚が猛追、そしてヒット!! やっと今季初のネイティブが釣れましたねぇ。サイズは大したことない(約19cm)けど、やっぱ天然モノは綺麗っすね。 同じような場所を探って行きますが、、、、しばらく反応がないまま、歩いて探って釣ってを繰り返す。 かな~~り歩いて大淵ポイントも探るも反応なく、さらに次の淵の手前、深瀬。 岩とテトラが沈んだ場所でミノーがU字を描く頂点で突然にガッツ~ン!! 来た~~っ!! 流れの早い流芯でグリグリとローリングします。 これは早く取り込まないとバレる~ と思ってやや強引に寄せてきます。 この魚は本流育ちらしい、グッドな魚(21cm) 今季から使い始めたアレキサンドラ43HW。いいですね、このミノー。 標準でシングルフック装備なので、掛かる時はガッチリと掛かってくれる。ベリーフックがローリングスイベルなのでローリングファイトにも追従してくれる。 こんな魚がポロポロ、、、と釣れると嬉しいが、相当長い区間を足で稼いで、やっと2匹目。 このとき、水温は12度。天気が良いので水温が上昇して、このタイミングで魚が反応してきたか?? 次は解禁後に何回か成魚放流のあった場所を様子見。 放流から時間も経過しており、成魚は釣り切られて、そろそろ天然が出るカモ?と思って入ってみます。 流れはイイ感じ~~ ですが、流芯の脇からフラ~ッとチェイスする影。 追い方が弱い・・・これは残留成魚ちゃんかも? ショートバイトのバラシの後、なんとか掛けて寄せてみたら、やはり成魚ちゃんでした。 天然魚の反応が無いため、移動します。 次の場所では流れ込みから淵~瀬へと変化するポイントの淵尻で流れの効いている場所をダウンクロスで探ると、やはりUの字の頂点でゴン!!と向こうアワセ気味にヒット。 こんな反応があると嬉しいですね~~ その後、2匹ほど小型をバラシたあと、正午を回って午後の時間帯。 この時間帯になると厳しい。反応が無くなります。 桜並木からホロホロと桜の花びらが散り、それが川面を流れ、風情は良いけどミノーに引っかかってきて煩わしい(苦笑) 散った桜の花びらが川を流れる頃って魚が釣れない、と聞くしね。 しばらく魚の反応が途絶え、あちこち彷徨。 そうだ、先日見つけたあのポイントに行ってみよう。雨が降った後が良さそうだったし。 しばし走らせ、ポイント到着。 もう西日が傾きつつある時刻。 水位も高くなっていますが、どうだろうか・・・・ と思ったら、最初のポイントでヒット!! これもネイティブのヒレピン。ただしサイズは小さい・・・(^^;;; しばらく釣り歩くと、他の釣り師とバッティング。 この夕方なら誰も居ないと思ったのになぁ。 この場所は後にして、移動。 さて。 西の山陰に陽が沈む頃合い。どうしようか。 個人的には、トラウトに関しては夕方は釣れないことが多い。小雨がショボショボと降り続く日は釣れるのだが・・・ 帰る前にラストのポイントを何処にするか。 折角なので、釣れなくてもイイので偵察を兼ねて今季初めての場所に入ろう。 分岐点に差しかかり、右に曲がるか、左に曲がるか・・・・ どちらに曲がっても、ポイントは存在するが・・・・ ちょっと迷って左を選択。 ポイントに到着。 川を見下ろすと、、、やはり水が高いですね~ 少し濁り気味だし(^^;;; こんなんで、この時期に果たして釣れるのか?? と思ったけど、ま、少しやってダメそうなら早々に撤退すればイイか、と軽く考えて車から最も入り易い場所に入ってみる。 ちょっと大場所なので遠投しなければいけないが、この日はシルバークリークAGS-68しか持ってきてない(予備はいつものベイトフィネスのみ) このロッドで遠投できるミノー、、、、Dコン50か。 暗くなりつつあるので、手持ちのDコンの中で一番目立つライムチャート??っぽい派手ハデ系カラーを選択。 Dコンの飛距離を使ってビューーーンと飛ばす。 淵の落ち込みの激流部には魚は入ってなさそう。 流れが緩くなる淵中央付近に遠投。 小刻みにジャークを交えつつリトリーブしてくると、すぐ手前で暗がりの中でも一瞬のチェイスを確認。 ここで細かくシェイクするとヒット!! を~~この場所、5月以降かと思ってたけど、もう魚が入っているのね~~ するってーと、この場所で釣れたなら、アノ場所にも魚、入っているかな?? 暗くなる前に移動して、次の場所へ到着。 一番魚が入っていそうなスポットを真っ先に探ると、何やら小さめのアマゴらしき魚がヒットしたけど手前でバラシ。 でも魚が居る事は確認できた。 少し下がって淵中央へキャスト。 先程と同じくジャークを交えながらリトリーブしてきて、、、手前までDコンは何事もなくやってきた・・・・ ここで、先程釣れた魚が足元まで追ってきたのを思い出す。 薄暗くてチェイスするのは見えてないけど、念のため、ピックアップする前にトゥイッチでも入れておくか。 1回、2回、3回と小刻みにトゥイッチを入れた・・・・・ 次の瞬間に、、、、突然・・・・ ドン!! ガッツーーーン!! うわぁ、マジでキタ~~~~ッ!! かなり近距離での突然の衝撃が伝わる。 ロッドがグワンと曲がり、目の前で暴れる魚。 ドッタンバッタンと大暴れして小さくジャンプし、さらに大ローリングを繰り返す~~ こりゃちょっとデカイぞー イカン、間合いが近すぎる。。。ヤバい・・・・ 少しラインを出して間合いを調節。 ネットを用意するが、バタバタと暴れまくるのでランディングが出来ん・・・ 岸まで引きずってズリ上げようと3mほど後ろの岸まで下がるが、今度は、水際の枯れアシに魚が突っ込む。 こらヤバイ~~~ ネットで掬うことを決心して、ネットを左手に用意。 最初、ネットインし損ねて2度目のチャンスで、一瞬動きが止まった時にバシッと掬ってランディング成功~~ ひぇ~~ マヂか。。。これ尺超えてるじゃん。アマゴだよな、、、ニジマスじゃないよな・・・(^^;;; ネットの中には、幅広の本流育ちの砲弾アマゴがDコンを喰わえて横たわる。。。 いやーーー、まさかこのサイズが4月に釣れるとわ。 今まで、6月とか7月には釣ったことはあったけど。 このサイズ、この体高、ボディの幅もぶっとい。20cm半ばのアマゴとは全然違う。 メジャーで計ると32cmナリ。 釣った本人が超ビックリでした(苦笑) 暗くなっていて、ケータイでの撮影もピンボケでうまく写らん(^^;;; なんとかピンボケ写真ながら写せたので、元気なうちにリリース。 久々の尺上アマゴ。去年は1匹も釣れなかったし、一昨年も泣き尺止まりだったような気がする。 って事は3年ぶり?? 諦めずに最後まで投げたのが功を奏したのか、暗くてチェイスが見えてなかったのが、逆に緊張せずにアクション出来たのがバイトにまで持ち込めたのかも。 5月下旬以降なら、このサイズも出る可能性はあるので、釣れないけどホンのちょっとは頭の片隅にこのサイズを期待をしながら釣ってたりもするのだが、やっとネイティブが釣れ始めた4月前半にこのサイズが出るとは、予想も期待も全くしてなかった。 居るのですね、この時期にこのサイズが。 (まぁよくよく考えれば、一年魚じゃないンだから、居るハズだよな。釣れない&姿を見せないだけで) 2日前の降水による増水と、夕暮れ時の条件などがうまく重なったのだろう。 新しいシルバークリークAGSもイイ働きをしてくれた。 ネイティブが釣れ始めたシーズン初っぱなからビックリの1発が出ましたが、スミ1で終わらないように、今シーズンも頑張っていこう。
by sierra-outdoor
| 2016-04-09 22:43
| 渓流釣り
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