少し前からソルト(メッキを想定)でも使用できるベイトリールが欲しいな、、、と考えておりました。
現在使用中のベイトフィネスのリールはSSエア。これは淡水専用設計。 ソルトでの使用はダメ。 ソルトで使えるベイトフィネスリールは主な所では、アブのRevoシリーズ、ダイワはアルファスエア、シマノは大部分のベイトフィネス機がソルトOK。 新し物好きなので(笑)、既存のダイワ・SSエアとの比較も気になり、今回はFTB(フィネスチューンブレーキシステム)採用のシマノにしてみよう。 シマノのベイトフィネス機は、現行機種ではスコーピオンBFS、16アルデバランBFS、カルカッタコンクエストBFSの3機種。 全てソルトOK。(この点はシマノは良いですな。ナゼ、ダイワは淡水専用が多いのだ) 値段はスコーピオンが一番安く、次がアルデバラン、次がコンクエストの順になる。定価ベースでそれぞれ1万円ほどの価格差。 当初は出来る限り安くソルト対応ベイトフィネス機が欲しいな、と思ってスコーピオンBFSやアブのRevoなども検討してたけど、Revoはまぁ現代のABUが大好きな人が買うリールか(笑) ABUと言えばアンバサダー、という刷り込みされてる世代なので、Revoはこの時点で脱落。 (クラッシクなアンバサダーをベイトフィネス化する方法も無くはないけど、金と手間がかかるし、ハイギヤが無い) スコーピオンは値段的にはお手軽だけど、実物を店頭で触ってみると、、、うーむ・・・食指がどうも動かん。 ブレーキダイヤルがめっちゃ固くて動かし辛い。現場でブレーキをチョコマカと微調整する事が多いので、この固さはストレスだ。 価格故の値段相応感もある(クラッチのON/OFFやハンドル回した質感が価格相応) 機能に対して割安感のある中古なら考えなくもないが、まだ発売されて間もないのでヤフオク市場でも、そこそこ高め。 アルデバランは最軽量モデル。質感はさすがにスコーピオンより良い。。。けど、やはりマグダイヤル固め。しかも下向きに小さいダイヤルが付いていて、現場でお手軽な微挑戦が非常にやり辛いやん(^^;;;;; (その点、ダイワはマグブレーキの歴史が長いのでダイヤル調整はやり易い) そうなると残るはコンクエスト。 コンクエストと言えばギヤ屋のシマノにしか作れん、、、みたいな機種(笑) 巻き心地は抜群だろう。質感や耐久性も良い。なにせコンクエストシリーズですから。 ただし高い(^^;; やや重いのとハイギヤ設定はあるがXGではないのでハンドル一回転の巻き取り量がやや少なめ。 (きっと、コンクエストを名乗る以上はXGのギヤが難しいのだろうな、と予想) ううーん、どうっすっかな。 安さ重視でスコーピオンか、高いけど質感重視でコンクエストか。 その中間のアルデバランが中途半端故に最初に脱落・・・・ 悩みつつも、トラウトシーズン開幕したし、先日の本流釣行で重量級ルアーのフルキャスト時にSSエアの限界も感じたので・・・ 期間固定ポイントによるバックが多めになったタイミングで、ついポチっとな(笑) 決めたのはコレ↓ (^^) ヤフオク中古と、新品ネット価格と大して差がない(ポイントバック分を考慮すると、ほぼ同じ価格になる)ので。。。 誰がどんな使い方したか判らんヤフオク中古品よりも新品の方が安心だし。 前置きが長くなりましたが、PE04を50mほど巻いて早速、実戦投入~~~ 朝8時頃に現着。 天気が良くて、気温は上がりそうです。 2日前の降水で本流はやや増水傾向ですが、支流はすでに平水ぐらいに落ち着いてしまった感もあり。 目指す支流は、近くで同日に成魚放流が行われるので、そちらに釣り人が吸収されているだろうと予想したものの、そんな事はなくキモとなる場所には先行者の姿アリ(^^;; 別の場所は先行者の姿は無いので、まずは既存のSSエアを持ち出して早速入ってみますが、平水まで落ちてしまったので底丸見え。 ちょっとこれでは釣れる可能性低い・・・・ 案の定、反応ナシ。 別の支流に行くか、、と思いつつ、近くの放流現場に寄ってみると、まさに放流中。 大勢の釣り師が目ぼしい場所を陣取ってます。 この釣りは釣り座によって釣果が凄く差が出る釣りなので、今更入ってみても釣れる訳もなく、やるなら人が少なくなる午後だな、と思って移動・・・・・なのですが・・・(^^;; この移動中に自分のミスで左前タイヤを道路路肩の縁石に擦ってしまった。。。 車体にはダメージ無さそうだけど、タイヤにかなりのダメージが・・・・ 一応、走っても振動とか異音は無いし、空気圧のワーニングも出ていないが、このタイヤで支流群を走り回るのはリスク高い。 (集落から離れた場所でタイヤがバーストして動けなくなるのが一番怖い) 仕方なく、近くの放流現場に戻って、一旦車を停止させて様子見。 エアが抜ける気配はないが、少し放置してみる。 待ってても仕方ないので、放流魚でも狙ってみますか・・・・(^^;;; まだ放流されて間もないので、狭い区間にビッシリと釣り人が張り付いています。 人が居ない場所には魚も居ない(^^;; ここでコンクエストBFSを投入~~~ まずはブレーキMaxでアレキサンドラHW43を投げてみる。 当然バックラッシュはしないけど、あまり飛ばない。 徐々にブレーキを緩くしていくと、スルスルと飛距離が伸びていく。 コンクエストBFSのマグダイヤルはハンドル反対側の上面にあり、DCシリーズのダイヤルと位置やサイズは同じかな? 微調整は割とやり易いが、、ダイワの方がダイヤルにクリックがあって、やっぱしこの点はダイワの方が一日の長がある。 ブレーキ調整がどこまで緩くして距離を伸ばせるか、、と試すと、とある場所で軽くバックラッシュ。 ま、当然ですよね。 ココから少しだけ強めにした辺りが今日のこのルアーのベストなブレーキ調整ポジションになる。 シマノのFTBはブレーキの調整幅が広くて、1目盛り毎にジワジワと効いてくるので調整はし易いですね。 1目盛りで極端に変化せずリニアにブレーキ力が変化していく感じ。 巻き心地はさすがにコンクエストならでは、とても秀逸(^^) このハンドルの巻き感の良さがコンクエストの特徴でもあるし。
クラッチのON/OFFの質感も良い。 (スコーピオンBFSで一番気になったのがクラッチの質感だった) リール本体重量は、SSエアに較べるとどうしてもやや重さを感じるが、それほど気になる程ではない。 キャスト時に少し慣性を感じるレベル。 カルカッタ特有の丸形デザイン故に(これがカルカッタシリーズの売りですけどね)パーミングがやや高さを感じる。 ロープロファイルのパーミングに慣れているので、やや違和感は感じる。 これがざっくりと感じたコンクエストBFSのファーストインプレッション、、って感じっすね。 で~~ インプレは良いとして、釣りの方はと言うと・・・・ 人が混雑していない場所には魚が居ないらしく、まったく持って無反応(^^;;; 混み合ってる場所はポツリポツリと釣れているが。 ちょうどルアーアングラーが居たので挨拶して聞いてみると少しは釣れたらしい。 やはり釣り座次第ですな。 どんどん移動して、釣り人の混雑していない場所を探るがやはりチェイスすら無く。 午後に入れば、人が帰りだして釣り師密度が減るので釣れると思うけど、タイヤの事もあるので早めに帰路についた方が無難だ。 ディーラーに持ち込んで検査したいし。 先程まで混雑していた区間が少し帰りだした人が居るせいか、空いてる場所があるので、そこに入ってみた。 川底の石と石の間に微妙なポケットがあるので、そこをピンポイントに攻めると。。。。 グン!? アレ? 来たか??? 軽くアワセると乗った! よし、流れの中、ゴリ巻きで寄せてきて、キャッチ~~ 放流魚ではあるが、なんとかコンクエストの入魂完了(^^;; 出来れば天然魚で入魂したかったが、今日はこれくらいで我慢しておこう。 同じ場所で、もう1回魚が触ってきた感触があったが、すぐに反応が無くなる。 ま、1匹釣れてボーズは無くなったし、入魂出来たので、もう帰ろうかな・・・ 少しづつ車に戻る方向に移動しつつ、空いてる場所を探る。 しばらく探り続けて、やや深い瀬の場所が空いていたので、ここでダイビングビートルでボトムを探っていると、ゴゴン!! キターーーッ 2匹目です。 その後、しばらく粘るも次の反応がなく、タイヤの事もあるので、お昼には帰る事にした。 タイヤに不安があるので、高速には乗らず、下道をトボトボとスピードを上げないように走って、なんとか15時にはディーラーに到着。 訳を話して、リフトアップして検査してみる。 どうやらタイヤのダメージとホイールのガリ傷以外は問題なさそうで、一安心。 ちょうどスタッドレスからサマータイヤへの交換時期でもあるので、タイヤ交換を早めよう・・・・ このタイヤはもう廃棄だな。 3シーズン走ったスタッドレス、、5シーズンは使いたかったが。 自分のミスだし、仕方ないですなあ。
by sierra-outdoor
| 2018-03-18 22:04
| 渓流釣り
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Comments(2)
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by
Churin
at 2018-03-21 23:09
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おー、戦力増強ですね。
また重量級ルアーのフルキャストに行きますか? それにしても、まだ渓流は厳しそうですね。 今週末も雪代で増水が収まりそうにないし、さてどうしよう。
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by
しえら
at 2018-03-22 23:38
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コンクエストもベイトフィネス機なので、重量級ルアーは向いていないッスよ(^^;;
重量級ルアーを投げるなら、普通のコンクエスト使わないといけないです。 あれだけ水源の山に雪の貯金がありますからねぇ、雪代は止むを得ないかと。 雪代が多い年は渓流魚はよく育つ、と言うので、それに期待しませう。
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